■「めまい」はなぜ起こるのか?・・・平衡感覚の仕組み
めまいは身体の平衡バランスがくずれた時に現れる症状です。では平衡感覚の仕組みはどうなっているのでしょうか?
◇三半規管と耳石器
耳の内耳には蝸牛(かぎゅう)という音を感知する働きを持つ部分と、前庭という部分があります。
前庭は三半規管と耳石器からなりたっており、この前庭がからだがどの方向へどのようなスピードで動いているかなどの情報をキャッチする働きを受け持っています。
三半規管は有名な器官ですが、三半規管の中はリンパ液で満たされていて、有毛細胞が身体の動きにあわせたリンパ液の流れから身体の位置情報を把握します。
◇平衡バランスの仕組み
内耳の前庭(三半規管、耳石器)でキャッチした情報は前庭神経を通って小脳や大脳へと伝えられます。小脳では、
1)内耳の前庭(三半規管、耳石器)でキャッチした位置情報
2)視覚からの情報
3)筋肉や関節で感じる感覚
を統合整理し、もっとも適切な運動や姿勢をとるよう指示し制御します。この仕組みによって平衡バランスが保たれているのです。
例えば、乗り物酔いはこの1)2)3)の情報のズレから起きると考えられています。
◇「めまい」はなぜ起こるのか?
この平衡バランスの仕組みのどこかに障害が生じたとき、めまいが起こると考えられます。(平衡バランスのシステムに異状あり=真性めまい)
その他にも血圧や内分泌系や全身の病気が原因の場合、心身のストレスなどが原因の場合もあります。(平衡バランスのシステムに異状なし=仮性めまい)
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